こんにちは。
東京・神奈川の
リトリーブサイコセイラピー
心理セラピスト
石川あいです。
今日はとっても気持ちのいい天気ですね。
こんな日は外に出かけたくなりますね。
コロナがなかったら街は賑わっていただろうに…。
かくいう私もコロナの影響で家に引きこもってるのですが、
楽しみ方を熟知してきて、満喫しています^^
さてさて、先日あるドラマを見ていた時に、
ふと家族ってなんだろと考えていました。
今日は「家族ってなに?」をテーマにお話していきたいと思います。
(ちなみにドラマの内容は、離婚が決まり、
一緒に生きてきた期間を悔やんでいる夫婦が
出会った頃の時代にタイムスリップし、
人生を見つめ直していくというようなお話でした。)
【家族ってなに?】
皆さんにとって家族ってどんなイメージがありますか?
温かいもの?冷たいもの?当たり前のもの?
わたしにとって家族とは…
よくわかりませんでした。
一番身近なのに、交わることのない存在
そんな風に長いこと感じていました。
血の繋がりがあるだけで、
心の繋がりはない。
家族って何なんだろうと
名前だけの家族ならいらない
そう思っていました。
【機能している家族と機能不全家族】
家族には2種類あります。
機能している家族と機能不全家族
それぞれの特徴について書いていきます。
《機能している家族とは》
(アメリカの心理セラピスト、クリッツバーグさんがまとめたもの)
▪️強固なルールがない
▪️家族に共有されている秘密がない
▪️家族に他人が入ることを許容する
▪️ユーモアのセンス
▪️家族成員はそれぞれに個人のプライバシーを尊重され、
自己という感覚を発達させている
▪️個々の家族成員は家族であるとの感覚を持っているが、
家族から去ることも自由である
▪️家族成員間の葛藤は認められ解決が試みられる
▪️常に変化し続ける
▪️家族に一体感がある
《機能している家族のルールとは》
(アダルト・チャイルドが自分と向き合う本より抜粋)
▪️問題があれば話し合う
▪️感情は率直に表現する
▪️言いたいことは、直接言う
▪️現実的な期待〜弱くてもいい、間違ってもいい、完全でなくてもいい
▪️自分のことを大事に考えていい
▪️本音で話す
▪️大いに遊び、楽しむ
▪️変化は良いことだ
《機能不全家族とは》
(アメリカの心理セラピスト、クリッツバーグさんがまとめたもの)
▪️強固なルールがある
▪️強固な役割がある
▪️家族に共有されている秘密がある
▪️家族に他人が入り込むことへの抵抗
▪️きまじめ
▪️家族成員にプライバシーがない(個人間の境界線があいまい)
▪️家族への偽の忠誠(家族から去ることが許されない)
▪️家族成員間の葛藤は否認され無視される
▪️変化に抵抗する
▪️家族は分断され統一性がない
《機能不全家族のルールとは》
(アダルト・チャイルドが自分と向き合う本より抜粋)
▪️問題について話し合うのは良くない
▪️感情は率直に表現してはいけない
▪️言いたいことは直接言わずに、第三者を介す
▪️非現実的な期待〜強く、正しく、完全であれ
▪️利己的であってはいけない
▪️私が言うようにせよ、するようにはするな
▪️遊んだり、楽しんだりしてはいけない
▪️波風を立てるな
機能している家族では親と子供ではなく、
お互いをひとりの人間として尊重していますよね。
親なんだから〇〇してよ
子供なんだから××しなさい
そうではなく、
ひとりひとりの気持ちが尊重され、
本音で話し合える関係
それが家族の形として理想だなと思います。
【まとめ】
わたしの家は上記の分類で言うと機能不全家族でした。
そのことによって精神的に様々な弊害がありました。
ずっと家族が欲しい、家族になりたい
そう望んでいました。
でも、最近思うのです。
いつからだってやり直すことはできると。
大人になり、自分との向き合いを続けていく中で、
自分がどれだけ親を求めていたかという気持ちを認めてから
日常の些細なことで両親の愛情を感じるようになりました。
そう思いたいだけなのかもしれませんが、
お互いに不器用だけど、お互いを想いあっているのかなと。
心の傷の癒しとともに、親から卒業をし、
そしてひとりの人間として付き合っていきたいです。
先日みたドラマに心揺さぶられたのは、
理想とする家族の形があったからだと思います。
もし、わたしと同じように家族との関係に悩んでいる方がいたら、
まずは自分の気持ちに寄り添うことを優先してくださいね。
そこからです。
それでは、またお会いしましょう♪